Money Changes Everything

株式投資初心者の備忘録

南アランドの積立FXの状況(2019年11月)

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2018年1月から、実験的に毎日500円程度、月額1万円の南アランドFX積立しております。

レバレッジは1倍ですので、ロスカットの可能性は低いので基本ほったらかしですが、

預託保証金率が低くなってきたところで追加でちまちまと入金しています。

パチンコやたばこはやらないので、

そういったものに使う1コインを毎日積立しているイメージですかね。

スワップポイントによる不労所得を期待しての実験です。

スワップポイントの実績

2018年1月からの累計のスワップポイント(左軸、棒グラフ)と

月間スワップポイント(右軸、折れ線グラフ)です。

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このグラフを見ますと、毎月1万円ずつの積立を約2年間行うことで、

毎月得られるスワップポイントが右肩上がりで増えてきており、

ほったらかし投資で毎月1,000円程度のスワップポイントが得られています。

これだけ見れば、非常においしい投資のように見えますね。

でも新興国通貨であることを忘れてはいけません。

評価損益の状況

以下はこれまでの収支と累計スワップポイントの推移です。

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南アランド=9~10円前後の頃に始めましたが、

現在は7~8円をウロウロしています。

つまり累計のスワップポイントは順調に増えているものの、

為替レートが下落しているため、

トータルの含み損益としてはマイナスということになります。

為替レートが安定していれば特に問題ないのですが、

新興国の場合は政治や経済の状況が不安定のため、

先進国に対する通貨価値が右肩下がりで下落していくリスクが高いです。

南アフリカランド/円の1995年からの為替レートの推移を見ても、

下落幅は小さくなってきているものの、長期的にはやはり右肩下がりです。

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得られるスワップポイントに対して、

通貨価値の下落スピードが速く、

かつ為替レートが元の水準まで戻ってこなければ

いくら長期投資をしても、ドルコスト平均法の恩恵は得られずに、

ずっと含み損を抱えることになりますし、

最悪、国の財政が破綻してデフォルトになるリスクもあります。

まとめ

私の場合は、余剰資金で実験的にやっていますのでダメージは少ないですが、

高い金利スワップポイントに釣られて

退職金などの大金を安易に突っ込むのは危険ですね。

投資利回り=リスクの大きさ

という事を肝に銘じる必要があります。

もちろん、人によって許容できるリスクというのは異なりますが。